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健康,介護に対する不安と貯蓄そしてリバースモーゲージ

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健康、介護に関する話題がメディアでも大きなトピックスとなり高齢化社会を背景に近年は特に注目が集まっています。平成10年に行われた国民生活白書によれば、日本人は健康や介護に対する不安感が強く、そのため貯蓄は取り崩すべきではないと考えている人が多いことが分かりました。

ここでは、高齢者世帯の健康,介護に対する不安と貯蓄そして、リバース・モーゲージについて考えてみたいと思います。

平成10年 国民生活白書 経済企画庁

総務庁「高齢者の生活と意識 第4回国際比較調査結果報告書」(1996年)の高齢者の健康に対する意識をみると,日本は世界一の長寿国であるにもかかわらず,健康や介護に対する不安を感じている人が多いということが分かりました。

<引用開始>

日本では,健康について「全く不安に思わない」,「ほとんど不安に思わない」を合わせても15.3%と,調査した5か国(日本・アメリカ・ドイツ・韓国・タイ)の中では一番低い。二番目に低いドイツでも20.7%,一番高いアメリカでは39.2%である。要介護状態になることへの不安についても同様の傾向が見られる。このように国際的にも日本では,健康や要介護状態に対する不安感が強い。

総務庁「高齢者の経済生活に関する意識調査結果」(1996年)によれば,「高齢期において貯蓄を取り崩す場合について,どう考えるか」という間に対して,「貯蓄は病気や介護が必要になった時など,万一の場合以外には取り崩すべきではない」という回答が約半分を占め,最も多い。このように,介護をめぐる不安,介護費用に関する心配によって,多くの人は必要以上に貯蓄し,消費を抑えている可能性がある。

<引用終了>

これらの統計が表していることは、

我が国の中年世帯・高齢者世帯が将来の健康・介護に対する不安が大きいため貯蓄を切り崩せず、消費を抑えているということです。

また今後は医療費・介護費負担の逓増、消費税のアップなど、高齢者世帯、中年世帯の将来への不安を募らせるような構造改革が不可避の様相であり、それらはますます家計に影響を与えそうです。

将来の健康・介護に対する不安を抱えて、貯蓄を切り崩さずに、消費を抑え、最低限の生活を送る。つつましきは美徳であるといった言葉を借りるまでもなく、質素倹約であることはわが国の高い貯蓄率に表れ、一億総中流階級と呼ばれた豊かな国を作り上げてきた大きな理由の一つです。

しかし、住宅ローンを払い終え、子供を育て上げ、定年まで働きつめた高齢者世帯が、将来の健康・介護への不安のために最低限の生活を送リ続けるというのは、"豊か"な生活であるという風に言えるでしょうか。

厚生労働省の平成16年国民生活基礎調査の概況によれば、高齢者世帯の約50%が「苦しい(「大変苦しい」と「やや苦しい」)」と感じているのが現状です。

豊かさの定義は個人により様々ですが、「将来への不安を取り除き、現在の生活を楽しむ」というしごく明快で基本的なことは、誰もが直感的に分かりやすく実感しやすい「豊かさ」だと思います。

そう考えますと、貯蓄を切り崩すことなく、融資からの収入を得られるリバース・モーゲージ制度の活用は高齢者世帯の経済的な不安、健康・介護に関する不安などを軽減させ得ることのできる可能性があるだけでなく、「豊かさ」を実感できる可能性が十分あると考えられます。

リバース・モーゲージと年金給付という形で、日常の生活費を捻出することができれば、いざという時のための貯蓄を切り崩さずに将来への不安を軽減し、そして日々の生活の中で「豊かさ」を実感しつつ生活できる可能性があると言えるでしょう。



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