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高齢者のマネープランとリバースモーゲージ。

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リバース・モーゲージを利用して定期的な収入を得ることを想定できると、高齢者世帯のマネープランにも"幅"が出てきます。ここでは、高齢者世帯のマネープランとリバース・モーゲージについて考えてみたいと思います。

HONDAの創始者である本田宗一郎は、次のような言葉を残しています。

「飛行機は飛び立つ時より着地が難しい。人生も同じだよ。」

老後を迎えた高齢者は例えれば、現役世代としての義務・役割を担った長いフライトから今度は緩やかに自由で楽しいフライトに変更し着地しようとしている、あるいは着地済みのパイロットなのかもしれません。

中には、定年後に起業をしたりなど、これまでのフライトで得た経験をもとに更なるフライトを志すエネルギッシュなパイロットもいますが、ほとんどの方は終盤に差し掛かったフライトを楽しみながら、そしてできるだけ上手に着地しようと考えているのではないでしょうか。

これまで、見たきたようにリバースモーゲージ制度の利用は、非情にパッシブ(受動的に)に収入(融資として)を増やす方法で、初期段階を除いて、時間・労力・費用をほとんど負担する必要がありません。

また、大きな資産デフレによる土地評価額の下落や大幅な金利上昇などを除けば、リスクはあまりなく、定期的な収入(融資)を得ることが想定できます。

また、リバースモーゲージからの定期的な収入が見込めることで貯蓄を切り崩す必要がなくなり、そして預貯金の一部を債券、投資信託、株式投資などの金融商品へ投資運用することでさらに収入を増やすこともできます。

以下に簡単ではありますが、シュミレーションを行ってみました。

例)リバースモーゲージの利用(概算)

担保資産評価額 2,000万円。(実際にリバースモーゲージを利用するには3,000万以上の資産が目安です。)

2人以上世帯の資産保有額の住宅・宅地資産額の中央値 2,190万円よりモデルとして概算(※総務省 統計局 全国消費実態調査)

融資対象評価額の約70%の融資額 1,400万円

15年の期間で融資と仮定。(その間、大幅な資産デフレもインフレもないものとします。)

金利 長期プライムレートを参考に約2%と仮定。

一ヶ月あたりの融資額は約10万円程度。

仮に融資の年数を20年に設定したとしても、約55,000円以上の収入(融資)が見込まれます。

例)金融商品への投資

高齢世帯の平均貯蓄額 1,400万円のうち、1,000万円を投資活動に回すとします。流動性と安全性が高く、定期的に配当収入を得られるような金融商品を選択。配当利回りを3%~5%と仮定。

収入は30万~50万円となり、月額に修正してみますと25,000円~41,600円程度です。

※手数料・税金は無視していますが、それらを考慮しますと実際に手にできる金額はさらに少なくなります。

上の例は大雑把なシュミレーションですが、リバースモーゲージ制度の利用と、投資の組み合わせは、運用成績によってはかなり収入増を見込める可能性があることをお分かり頂けると思います。これに年金を加えれば、最低限の生活から普通あるいはゆとりのある生活を送れるようになれるのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、ここで重要なことはリバースモーゲージ制度利用によるある程度安定した収入を得られることが投資を行う際にも、効果的になりうるということです。

総務省 統計局による家計調査年報による 「高齢無職世帯の平均5万7千円の赤字」は主に預貯金を切り崩す形で行われています。預貯金で切り崩す部分をリバースモーゲージでカバーすることにより、預貯金を切り崩すことなく、逆にその一部を投資に回し、上手く運用することができれば、さらにそこからも収入を見込める可能性があるということです。

ここまで見るとリバースモーゲージによる安定的な収入が見込めるということは、投資、日々の生活費、旅行・レジャー費などの高齢者の方のマネープランの範囲を拡大させ、ライフプランをも明るいものにしてくれる可能性があることを分かって頂けると思います。

※上記の例はあくまでシュミレーションであることをご理解下さい。また、金融商品への投資にはリスクがあります。ここでは、マネープランの範囲の拡大の可能性を提示するために例として挙げているにすぎません。投資は自己責任の下で行うものということは十分に理解しておいてください。



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